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1000年03月03日
名古屋の新たな交通システム「SRT」の運転士ユニフォームを作成しました|デザインは奥田早織さん
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2026年2月13日、名古屋の新たな路面公共交通システムSRT(Smart Roadway Transit)が、栄〜名古屋駅間で運行をスタートしたのをご存知でしょうか?

そのSRTの運転士さんが着用するユニフォーム制作に、THE SOCIALが監修で関わらせていただきました。デザイン・制作をお願いしたのは、名古屋を拠点に活動する服飾作家の奥田早織さん。名古屋の街を走る新しい公共交通にぴったりな、とても素敵でスタイリッシュな制服が完成したのでご紹介します!







ー奥田さんにデザイン・制作で大切にしたことを伺いました!

デザイン面は、ワークウェアをイメージしたイージーでシンプルな型をベースに構築。上品さをプラスするためセットアップ仕様とし、ベストはワイドすぎないシルエットに、襟付きのデザインに仕上げました。素材選びは、動きやすさと扱いやすさを大切にしながら、自然な質感も残したいと考え、ストレッチ性のあるコットン素材を採用しています。



ボトムスは股上を深めに設定し、やや太めのラインにすることで、長時間座っていてもストレスを感じにくい設計に。

両肩には、シートベルトとの摩擦による消耗を防ぎつつ、デザインとしても自然に溶け込むよう、擦れに強いナイロン素材でアールをつけたパッチを施しています。フロントの合わせ部分には路線をイメージしたカーブラインを。お客さまから見られることが多いであろう運転士さんの首後ろの襟部分にはさりげなくカットを入れ、後ろ姿のアクセントにしています。







SRTに乗車の際にはぜひ、運転士さんのユニフォームにも注目していただけたら嬉しいです。



PHOTO / TOMOYA MIURA

PROFILE
/ 奥田早織 Saori Okuda
服飾デザイン制作/ティッシュケース作家/ディレクター



1984年生まれ。愛知県名古屋市出身、在住。2007年武蔵野美術大学空間演出デザイン学科修了。2010年より古道具商の傍ら草木染めや装身具の制作を始める。2014年名古屋へ移住し、洋服を主とした作家活動に移行。日本各所での個展による作品発表や、子供服制作、アーティストの衣装、店舗や料理家のためのオリジナル制服にも携わる。2024年日本初のティッシュケース作家としてティッシュケースの個展を開催。古道具や蒐集物、陶パーツを材料とした新たなティッシュケースの可能性を模索中。RIMでは自身の作品発表や、選出した作家の展示企画、ディレクションを行う。

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ーこれまで私たちTHE SOCIALが『SRT』と一緒に行ってきたこと



これまで私たちは、水曜日のバス停金曜日のバス停といった取り組みをおこなってきました。

「水曜日のバス停」では、少し疲れが出てくる週の真ん中の水曜日に、仕事の合間や帰り道、バスを待つひとときにほっと一息つける空間を。「金曜日のバス停」では、美味しいお酒やお料理とともに、いつもの場所がちょっと特別になるような時間をお届けしてきました。


水曜日のバス停では美味しいコーヒーなどでほっとひと息できる空間を


金曜日のバス停では温かいお料理やお酒でちょっと特別な1日を楽しめる空間を

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私たちは、SRTが単なる移動手段ではなく、街と人をつなぐ場になっていけば嬉しいなと思っています。
名古屋の街を新しく走りはじめたSRT。運転士さんの着る制服、車窓からの風景や、停まる場所ごとの空気も含めて、名古屋の街そのものを楽しんでいただけたら嬉しいです。大きな窓から眺める名古屋の街は少し違った顔を見せれてくれるはずです!

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