10/5(土)6(日)に開催する「SOCIAL CASTLE MARKET 2024」の正門エリアでは、今話題の BRIGSBY Ice Cream (ブリグズビー・アイスクリーム)が初出店!
おいしいたのしいフレーバーを準備中。
人気No.1の「シネマティックポップコーンアイス」、定番「BBCC ブルーベリー・クリームチーズ」の他、新作や店主のお気に入りフレーバーを携えて出陣予定!
今回はアイスだけでなく、「ハーブの香りでビールがそそる!オリジナルフライドポテト」と「生ビール」も用意します。
アイスクリーム、ポテト、ビール…一緒に無限ループしましょう!
また10月5日(土)13:00〜14:00 にはAZIMIの味ラジオ公開生収録!
味のお悩み相談型Podcast「AZIMIの味ラジオ」
パーソナリティーは料理人ユニットAZIMI(アジミ)のHAKUI(ハクイ)とANVELA(アンベラ)です。
「味の悩みは世界の悩み。」
この番組は料理人の2人が全人類の普遍の欲求である食。に関する、あらゆるお悩みをバシバシと解決していく食の相談型Podcast。
ソーシャルキャッスルのスペシャル企画として、初の公開収録に挑みます。
ブリグズビーアイスクリームの前での収録ということで、アイスクリームに関するエピソードも募集中!
応募フォームはAZIMIのホームページもしくは、HAKUIのインスタグラムのDMで。
味のお悩みもお待ちしております。
この2日間は、DJ陣によるナイスミュージックと共にお届け予定!お楽しみに♪
2024年10月18日(金)、19日(土)、29日(火)、30日(水)の4日間、「THE PLACE OF WALKABLE CITY NAGOYA」を開催します!
かつて、まちの通りは人であふれ、たくさんの出会いや交流の場がありました。やがてまちは車中心に変わり、便利さと引き換えに、ゆっくりと歩いて楽しむ機会が減ってしまったように思います。
こうした中、まちを車中心から人中心の「ウォーカブルなまち」にすることで、豊かな生活空間を取り戻し、地域の課題を解決していこうとする動きが全国的に広がっています。
歩いて楽しいまちには人が集まり、人との出会いが生まれ、新たな文化や価値が創造される。そしてなにより、歩くことは環境にもやさしく健康的!
『THE PLACE OF WALKABLE CITY NAGOYA』は、そんなウォーカブルなまちを名古屋で実現するための、実験的な取り組みです。
10月18日(金)、19日(土)は名古屋駅『KITTE名古屋』前の歩道に面した公開空地にて開催。
名古屋駅エリアで足早に歩いていく方々がほっと一息つけるような”日常に寄り添った空間”を演出します。
京都の抹茶カフェ「SHUHARI KYOTO」がフードトラックに登場し、さらに今年度リニューアルしたばかりの自動車図書館が出展し、居心地の良い空間に。
10月29日(火)、30日(水)は伏見駅『電気文化会館』前のオープンスペースにて開催。
KITTEでの開催とは真逆の、いつもの街に突如現れる、”非日常的で刺激的な空間”に。
「DRUM」と「24PILLARS」、名古屋で大人気の2店舗の美味しいお料理やお酒を楽しみながら、「OBRIGARRD」「DJ Tsuyoshi. W」「Licaxxx」の豪華DJ陣によるグッドミュージックで盛り上がれること間違いなしです!
名古屋の中心街に現れる二つの異なる空間で、4日間ぜひお楽しみください。
▼10月18日(金)、19日(土)
〜抹茶と音楽と図書館と〜
◎出店
SHUHARI KYOTO
京都の路地奥に週末のみオープンする、シングルオリジンの抹茶カフェ。
私たちは、宇治茶の最大産地・和束町で収穫されたシングルオリジンの抹茶を製造し、国内外にお届けしています。
また京都の西陣地区にて週末限定の日本茶スタンドを運営し、自社で大切に育てた抹茶を贅沢に使用した、新鮮で濃厚な抹茶スイーツをご提供しています。
シングルオリジンとは、異なる産地や作り手の茶葉をブレンドすることなく、産地、生産者、品種が明確な100%純粋な宇治抹茶です。
カフェメニューでは、抹茶を点ててからミルクに注ぐ濃厚な抹茶ラテや茶菓子の他、和束産の抹茶や茶葉もお買い求めいただけます。京都和束町の自然の恵みを存分に感じられる、特別な体験をお楽しみください。
Instagram
book worm(名古屋市自動車図書館)
2024年にリニューアルした自動車図書館。本の貸出、返却はもちろん、貸出券の発行も可能。当日は、テーマに沿った選書として、植物やお茶、緑色の本、飲食出店にちなんだ「和」や、街並みや建築物といったまちの本をセレクト予定。ベンチに腰掛けてひと息つくときに手に取りやすい本を揃えます。
◎DJ
HIEI
さまざまなジャンルを織り交ぜながら、ストーリー性のあるMIXでサウンド空間をデザインしていきます。
Instagram
lilygrass
DJ/一級建築士/建築ディレクター
パブリックスペースでの選曲や映像作品への楽曲提供を経て、空間の特性を意識した、電子音を軸にサウンドデザインを試みる。
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hipod
JazzやSoul、現代音楽などを軸に選曲。名古屋駅のナチュラルワインショップ・Paradise Natureをメインに活動をしている。各地のDJをゲストに迎えて行う、音楽イベントequal temperamentを主宰。
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DJ JINN
大阪生まれ大阪育ち。ヒップホップやアニメ文化に強く影響を受け、JAZZ, JAZZY HIPHOP, NEO SOULを中心に選曲。DJ CREWのequal temperamentの一員として名古屋駅vinofonicaや鶴舞のハンバーガーショップburgerstand haveagood timeで定期的にプレイし、活躍の場を広げている。生涯の映画三選は「ミセス・ダウト」「About Time」「Avengers:infinity war」!
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▼10月29日(火)、30日(水)
〜電気と音楽と美味しいワイン〜
◎出店
DRUM
DeRaUMaiご飯とナチュラルワインのお店。
Instagram
24PILLARS
金山のクラフトをコンセプトにしたダイニングカフェ。
丁寧な手仕事を、大切に”心に残るモノ”を提供する場所として、世界各国より厳選されたナチュラルワインと、旬の素材を使ったお料理をお届けします。
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◎DJ<10月29日(火)>
DJ Tsuyoshi.W (Kalakuta Disco / oorun)
19:00-20:00
DJバー “Kalakuta Disco”、セレクトショップ “oorun” オーナー。
60s-70sのサイケデリックなReggae, Latin, Afro, Jazz, Funk, Rock,Bluesなどを好んでセレクト。第1土曜に “Kalakuta Disco” と “Malibu Coffee” で開催される”Rocking Steady” にてレギュラープレイ。
Instagram
OBRIGARRD
20:00-21:00
最狂音術師HAZUとDJ YANOMIXのダブル皿廻しコンビ。HIPHOPのビートをベースにCDJ2000NXS2、pioneer DJ 、SP555を使い、世界に散らばる辺境民族音楽を彼らならではの土着ハイブリッドグルーブでB2BMix & Loop するDJ ユニット。2011 年 1st12inchレコード「heige me mars E.T.」(ハジメマシテ)リリース。同年、1stアルバム「Obriworld」(CD)リリース。
2014年、ピアノ奏者の小西英理 (copa salvo/光風&green massive)とのコンビネーションにより完成した12inchシングル「baila!」をリリース。2015年、7inchシングル「Zung Zung」をリリース。2016年2ndフルアルバム『OBRIGARRDER THEY COME』(CD/TAPE)をリリース。打楽器奏者IZPONやピーチ岩崎とのセッション、傀儡集団Giant Stepsとのセッション等をエクスぺする。2015年橋の下世界音楽祭初出場。2019 年 7inchシングル「Baataa Baataa feat.竹舞(alkdo/Turtle Island)」リリース。B-side :chap chapのPV撮影をThaiにて決行する。2024年 7inchシングル「One blood」リリース!!
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◎DJ<10月30日(水)>
Licaxxx
東京を拠点に活動するDJ、ビートメイカー、編集者、ラジオパーソナリティ。2010年にDJをスタート。マシーンテクノ・ハウスを基調にしながら、ユースカルチャーの影響を感じさせるテンションを操り、大胆にフロアをまとめ上げる。2016年にBoiler Room Tokyoに出演した際の動画は70万回以上再生されており、Fuji Rockなど多数の日本国内の大型音楽フェスや、CIRCOLOCO@DC10 などヨーロッパを代表するクラブイベントに出演。NTS RadioやRince FranceなどのラジオにDJ MIXを提供、2022年には6カ国12GIGのAsia&Europa TOURを成功させ、世界各国で活動の幅を広げ続けている。ジャイルス・ピーターソンにインスパイアされたビデオストリームラジオ「Tokyo Community Radio」を主宰し若い才能に焦点を当て、日本のローカルDJのレギュラー放送に加え、東京を訪れた世界中のDJとの交流の場を目指している。また、アンビエントを基本としたファッションショーの音楽などを多数制作しており、yoshiokubo、Chika Kisadaのコレクションに使用され、近年では日本女子バスケットボールWリーグの音楽プロデュースも担当している。
Instagram
◎イベント概要
・イベント名:THE PLACE OF WALKABLE CITY NAGOYA
・会場:KITTE名古屋(18日、19日)、電気文化会館(29日、30日)
・開催日:10月18日(金)、19日(土)、29日(火)、30日(水)
・開催時間:12:00〜19:00(18日、19日)、17:00〜21:00(29日、30日)
・入場料:無料 ※雨天決行・荒天中止
・主催:住宅都市局都市計画部ウォーカブル・景観推進課
・企画運営:株式会社ザ・ソーシャル
毎年大好評のこの企画!カレー食べ比べイベント「チキチキ!第4回カレーのチャンピオン in SOCIAL CASTLE MARKET 2024」今年も開催いたします!
開催日程:10月6日(日)14:00-16:15
会場:「SOCIAL CASTLE MARKET 2024」名古屋城二之丸広場内の「 LIVERARYxYANGGAOエリア」特設ブース(出店番号:広場エリア 27)
▼今回の参加店はコチラ▼ ※五十音順
CAFE NEU!(岐阜)
CURRY JOCKEY(東京)
カロリー軒(名古屋)
スパイスアワー(名古屋)
タネヲマク(岐阜)
NISHIKIYA KITCHEN(宮城)
らんびー(岐阜)
東海エリアだけでなく、今回は東京や宮城からも人気店が参加。
それぞれのオリジナルカレーがミニカップに注がれた、7種食べ比べができるスペシャルカレープレートを販売します(ミニライス付き)。
「カレーのチャンピオン」参加ルール:
①7種のカレーを食べ比べ(どのカップがどの店のカレーなのかは伏せてあります)
②食べ終わったら、一番美味しい!と思ったカレーのカップの裏に書かれたアルファベットと同じアルファベットの投票箱に投函してください(複数投票もあり。もちろん、”全部美味しい!”と思った方は全て投票してもOKです!)
③16:00〜16:15 集計結果発表!
今回は、どのお店がチャンピオン・オブ・チャンピオンとなるのか?!
あなたもぜひ参加してみて!
なお、限定80食となっており毎回事前完売している人気企画となるため、確実に参加したい方は事前予約チケットを早めにゲットしよう!
参加予約チケットのお買い求めは コチラ から!
企画詳細・追加情報は、カレーのチャンピオンInstagaramアカウント 及び LIVERARY にてチェックを。
10/5(土)6(日)に開催する「SOCIAL CASTLE MARKET 2024」の東門エリアに「オキナワKIOSK」エリアが初登場!
MARKET常連のJam’s TACOSオーナー朴木さん(通称ジャムさん)は、タコス屋さん以外にもBARやクラブ、ワインショップなど、栄で複数のお店を経営されています。そして、SOCIAL TOWER MARKET@オアシス21のライブ、DJまわりの音響なども毎回ジャムさんにお願いしています。いつもニコニコ面白がって相談にのってくれるジャムさんのおかげで、音楽のある社交場をつくれていると言っても過言ではありません。
ジャムさんは、沖縄にもお店があり、名古屋と行ったり来たりの生活をしています。”沖縄名物だけじゃない、沖縄独自のカルチャーや人の魅力を知ってもらいたい” ということで、
昨年11月のSOCIAL TOWER MARET@オアシス21内で開催し好評を博した「オキナワシル」沖縄市場vol.3 に続き、名古屋城では新しく「オキナワKIOSK」としてオキナワを感じてもらえるエリアが出現します。
タコス、タコライス、サーターアンダギーなど定番フードをはじめ、沖縄で出会ったおもしろいもの、おもしろいこと、おもしろいひとをご紹介!
さらには姉妹店も全部一緒におしかけて全部出しのパーティー状態に。タコス食べながら、ワインやオリオンビール片手に気持ちのいい音楽で体をゆらせば、そこはもうオキナワ!
ぼくら目線でいいと思うものだけを集めたオキナワKIOSK!!
ぜひ足を運んでくださいませ。
おきなわのいいもの おいしいもの たのしいもの
1. JAM’S TACOS(オキナワタコス・タコライス・オリオンビール)
2. JAM’S PARLOR(サーターアンダギー・沖縄ドリンク)
3. STAND APRON(ナチュラルワイン・沖縄クラフトジン・クラフトビール)
4. オキナワシル(ドリンク|水出しコーヒー・黒糖オーレ・シークワーサーソーダ etc… 物販|珈琲豆・手作り黒糖・シーサー・雑貨 etc…)
DJ陣によるナイスなミュージックと共にお楽しみください!
※オキナワKIOSKは、東門エリア「出店番号54〜57」になります
MARKETや街で今気になる人に話を聞く「PEOPLE」第5回目は、陶人形作家のうえのえみさんに会いに、岐阜県の山の中にある工房まで足を運びました。うえのさんの手から生まれる、どこか不思議で心安らぐような愛らしい人形(通称:ちび人形)の誕生秘話や暮らしぶりなど、いろいろお話をうかがいました。
― 見渡す限り山と自然がいっぱいで本当に気持ちいい場所ですね〜。
ありがとうございます。数年前に購入して夫のゴローさんと息子、犬のミツロー、猫のスス、そして6頭のヤギと一緒に暮らしています。
― 大自然の中で家族と動物たちと暮らしながら創作活動されているのですね。この辺りが地元ですか?
いえ。私もゴローさんも高知県出身で土佐っ子です。いろいろなご縁でこちらに。
― 土佐っ子なんですね。どんな経緯でこちらに来られたのですか?
実家は高知の田舎で電気屋をしています。電気屋と言っても家電を売るというよりは、地域の人たちが困ったら駆けつけるみたいな仕事です。例えば、近所のおじいちゃんがテレビのリモコンの使い方がわからないと言うので、ダンボールでリモコンを作って使い方を教えるみたいな。そんな地域の人に寄り添う父の背中を見て幼少期を過ごしました。高校卒業後は地元のお菓子屋さんに就職し店長もしてました。クリスマスには売上目標を達成すべく家族総出で宣伝しまくり、大型トラックで村じゅうに私のお店のケーキが届けられたこともありました。今思い出しても笑ってしまいます。
― 村じゅうが同じクリスマスケーキを食べている様子が目に浮かびます(笑)
そのお菓子屋さんはケーキだけでなくいろいろなお菓子も売ってたりで。毎日やることだらけの多忙すぎる生活に心がモヤモヤしていきました。そのモヤモヤを何とかしたくて行き着いた答えが、絵と詩で私の心を表現することでした。そして、どうせならと路上で作品を100円とかで販売するようになったんです。酔っ払いに絡まれたりすることもありましたが、なかなか好評で楽しくて、毎週のようにやるようになりました。そしたら会社にバレて路上販売禁止令が出てしまったんです。「社員だからちょっと・・・夜は危ないからね」って。優しさですかね。
― 路上販売ってすごい。創作活動は心のモヤモヤからはじまったのですね。
その一件があった少し後に結婚し、生まれ育った高知県から岐阜県に移住することになりました。私はなんとなく独学でイラストレーターのソフトが使えたので近所の印刷会社で働くようになり、チラシなどを作ったりしていました。でも当時の印刷会社の仕事は過酷で残業も多く、またモヤモヤが。もう少し安定した仕事に就きたいと、TOTOさんに転職し品質管理の仕事をするようになりました。その仕事は自分に向いていて楽しかったのですが、数年後、またしてもモヤモヤがやってきたのです。
― 定期的にくるモヤモヤは、うえのさんに何か語りかけているようですね。
そうなんです。楽しいかったはずの仕事でさえモヤモヤが出てきてしまった時に、自分の気持ちを紐解いてみると、私は会社に属して働くのではなく、自分自身で何かをやりたいと思っているのではないかと気づいたんです。そんな頃、作家さんのもとで修行をしていたゴローさんが独立をすることになりました。私は絵を描くのが好きだったので、ゴローさんが作る食器に絵を描いてみないかと提案してもらい、夫婦で創作をはじめました。でも、ここでもモヤモヤが(笑)。結局、私は全部自分で作りたくなっちゃうんですよね・・・。「それなら、まずは陶器をつくる学校に行ってみたら?」とゴローさんから勧めてもらい、瀬戸の窯業訓練校まで電車と自転車を乗り継いで通い始めました。
とても美味しいお饅頭とお茶をいただきました。器と豆皿がかわいすぎて興奮。
― なるほど。モヤモヤが出るたびに軌道修正している感じですね。
窯業訓練校を卒業後は、修行も兼ねて陶器の会社に就職しました。そこでは、毎日1000個ほどのお皿が窯で量産されていました。ある時、窯業訓練校時代の先輩から「卒業生みんなでギャラリーを借りて個展をしないか」と誘ってもらいました。でも、私には自分の作品がないからどうしようかと。そこで、会社で大量に焼いているお皿に紛れ込ませて粘土を手で握っただけの人形もこそっと焼いてみたんです。そして、焼き上がった人形に目、鼻、口などを描き、色をつけました。
初期の頃の作品。左はたぶんゴローさんが作ったものだそう(笑)
― ついに“ちび人形”の誕生ですか!?
はい。その人形を持って個展に参加したのですが、とても人気だったので本当に嬉しくて。「私がやりたいことはこれだ!」と心に響いた感覚を今でも覚えています。振り返ると、数多くのモヤモヤを通ってきた私の着地点でした。でも、ここまでの道は、今までの経験を少しずつ応用しながらきたような気がしています。全て繋がっていますね。あの日から私の陶人形作家としての毎日が始まりました。
― いろいろな経験が”ちび人形“の誕生につながっているのですね。“ちび人形”はオンラインではなく、個展やイベントなどでの販売が多いのはなぜでしょう?
お客さんが“ちび人形”をひとつひとつ一生懸命選んでくださっている姿を見るのが好きなんです。“ちび人形”は1点1点すべて違います。顔の表情もそれぞれなので、みなさん“ちび人形”とにらめっこしながらどの子を連れて帰ろうか迷ってくれます。
― たくさんの“ちび人形”をつくるのは大変そうですが、毎回どれぐらい作られるのですか?
私は同じ作業や工程を繰り返し制作するのが得意なんだと思います。親から聞いたのですが、幼少の頃の私は大きな丸の中に小さな同じ丸をひたすら描いたりしてたとか。恐いですよね(笑)1回の出店で100体程度ほどの“ちび人形”を連れていきます。はじめにどんな子をつくるかデザインを考え、次に数を決めて、あとは黙々と制作を進めます。たまに徹夜で作業したり大変なこともありますが、ど根性でやっています。
10月の名古屋城のMARKETで販売予定の初ハロウィン“ちび人形”のラフスケッチ。
この時点でディテールがすばらしい。ハロウィン“ちび人形”も人気が出そう。
― 大変な作業だと思いますが、以前のようなモヤモヤは出てこないのですか?
モヤモヤはもう出てこないです。創作している時は頭の中にちび人形”を楽しみにしているお客さんの顔が浮かびます。そんなお客さんたちをがっかりさせるわけにはいかないぞ!って。あと最近、自分が“ちび人形”を作り出しているのではなく、”ちび人形“が私に作らせてくれているような感覚がありますね(笑)これからもずっと大切に続けていきたいと思っています。
― 神経を使う作業の連続かと思いますが、リフレッシュする方法などあったら教えてください。
ヤギですかね(笑)1年前にヤギを飼いはじめて当初2頭でしたが今や子供も生まれ6匹の大所帯に。すごく癒されています。あと、ピンチの時に手伝いに来てくれる製陶所勤務時代からの友人やアルバイトに来てくれる10代の子と話すのもとても楽しいです。10代の子から推しの存在が人生にいかに大切かということを学び、私も推しのミセス(Mrs. GREEN APPLE)の歌を聴いたりギターで弾いたりしてます。それとYouTubeでハマってるのは岡田斗司夫さんですね。これからの10年をどう生きるかなど勉強になっています(笑)
ミセスの曲をギターで披露してくれました。犬のミツローも気持ちよさそう。
― これからの10年の生き方!うえのさんのプラン気になります。
世界に挑戦したいです。世界中で個展をして、たくさんの人に会いたい。実は、来年中国の北京で個展を予定しています。最近、中国の方からのお問い合せが増えたりイベントや個展などに来てもらうことがあって。アジアだけでなく海外からのオファーも絶賛募集中(笑)あと、自分で考えた物語の絵本を作り登場人物の”ちび人形”も作りたいです。以前も少しやっていたのですが、今はなかなか時間が取れなくてやれていないので。他にもやりたいこといっぱいなのですが、とにかく時間が足りない!
― 絵本も世界展開も楽しみです!世界中の人たちが”ちび人形”で幸せな気持ちになるといいですね。最後に、名古屋でよく行く場所やお店があったら教えてください。
名東区の一社にある「BookGalleryトムの庭」が大好きです。元々は多治見にあったのですが、その時からのお付き合いでもう17年くらいになります。ここで、オルファースという絵本作家に出会いました。それが今の作家活動にもつながっているなと感じています。「オルファースに想いをよせて」という個展も開催させていただいたり、とても思い入れのある大切な場所です。
うえのえみ
◎Instagram
※SOCIAL CASTLE MARKET2024の出店は10/6(日)です。事前予約や詳細はうえのさんのInstagramをチェック!
→「PEOPLE」掲載リスト一覧を見る
Text:Hiyori Sakakibara(THE SOCIAL)
Photo:Eri Yamamoto(THE SOCIAL)
3度の飯よりファッションが好き。なFLOWの吉戸が独断と偏見マシマシで選ばせていただいた「FLOW SELECT」もちろん取り扱っているアイテムも素晴らしいですが、オーナーの方達の人柄も好きで今回SELECTさせていただきました。是非アイテムだけではなく人柄にも注目してみてください!愛知、岐阜、東京、大阪など全国各地から名古屋城に集結してもらいます。今回はそんなお店をFLOWの吉戸目線で紹介させていただきます。
※FLOW SELECTは、広場エリア「出店番号78〜82」になります
K2M
スニーカーをメインに取り揃えているK2Mさん。まずはその物量に圧倒させるかと!日本未発売モデルやvintageのNikeなど物量だけではなく内容にも圧倒されます。お洒落は足元から、是非お気に入りの1足を探してみてください。
POLLEN
鶴舞にて店舗を構え、レディース古着をメインに扱っているPOLLENさん。
とても状態のいい古着が多く普段は古着を着ないという方にも自信をもっておすすめできるお店です。古着を古臭くないように着る。簡単そうで中々できないことを体現していていつも参考にさせていただいているお店です。古着大好き女子から古着初心者女子まで是非!
Dxias
大阪府堺市で店舗を構えているDxias(ディアス)さん。Vintageからグットレギュラーまで幅広く扱っている古着屋さんです。幅広いアイテムの中で特におすすめしたいのが非常にグットなレギュラー古着です!調子のいいレギュラーにDxiasのオリジナルブランドを引っ提げて名古屋にカチコミです。なんとSOCIAL CASTLE MARKETの翌週には大阪府岸和田市にて2号店のDum’s(ダムズ)がオープンです!!
KAKKO
東京都下北沢にて2つの店舗を構えているKAKKO(カッコ)さん。archive、レギュラーなどいい意味で古着らしくない古着を展開しています。特にarchiveのクオリティーは全国でもトップクラス!中々日本ではお目にかかれないアイテムが多数です。最近できた2号店にお伺いさせていただきましたがお店の空間と商品の質に度肝を抜かれました、服好きであれば絶対に行くべきお店です。
FLOW vintage
SOCIAL CASTLE MARKET 2024 にて、Minato Running Clubさんによるランニングイベントを開催します!
名古屋城をスタートして、来年7月に開業する国内最大級アリーナ『IGアリーナ』 や『堀川クルーズ』など、名城公園の注目スポットをぐるりとランニング!
ランニングのあとはキャッスル写真館にて集合写真を撮ります。撮影した写真のトレカは思い出にノベルティとしてプレゼント!
名古屋城の秋!ラン&マーケットで健やかに楽しみましょう!
▼イベント詳細
開 催|2024年10月5日(土)*雨天中止
集 合|名古屋城Minato Running Clubブース
対 象|小学生以上
参加費|名古屋城観覧料
募 集|先着30名程度
コース|名古屋城・名城公園北園外周
▼スケジュール
受 付|10:00-10:15
準 備|10:00-10:30
開 始|10:30-
撮 影|11:30-
着替え等終了次第解散!
*Minato Running Clubブースにて荷物の預かり・更衣室をご用意しております。
*1キロ6~7分ペースで、ゆっくりランニングします。
*名古屋城内のランニングが難しいため、場外までは歩いて出ます。
*予め再入場スタンプと観覧チケットの携帯をお願いします。
*観覧チケットは画面を見せるだけで再入場もできる電子チケットがオススメです!
*キャッスル写真館での写真トレカはお渡しに30分〜1時間程度かかるため、各々好きなタイミングで受け取りをお願いします。
下記フォームから参加申込みをお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/1u1-jHgqwrwVXvacwM-UlyB5NTCEZ9QHQuZoOogduNFo/viewform?edit_requested=true
ナビゲーター|Minato Running Club
Run with port, Respect for sports, Accept all people.をコンセプトに、2022年2月から名古屋市の港区で毎週水曜日にグループランをしています。ランニングだけでなく、名古屋の港まちを盛り上げるべく色々…
◎お問い合わせ
minato.running.club.3710@gmail.com
親子で遊べるエリア「なごやじょい」が、今年も東門エリア(二之丸東庭園)に出現。名古屋城での楽しかったという記憶や思い出から、名古屋城や名古屋への愛着を生むきっかけをつくります!2日間全力で遊ぼう!
「なごやじょい」は保育士が運営する木のおもちゃ、絵本のあるキッズスペース (無料)。昨年よりもグレードアップしたおもちゃをご用意。親子で遊んでいただくのはもちろん、お子さまが遊んでいる間 ゆっくりとコーヒーを飲んだり、お連れ様と交代でお買い物にでたり…ランチやおやつもこちらでどうぞ。おむつ替え&授乳スペースもあります。小さなお子様を連れてのお出かけは 大変な事も多いですが、ぜひこちらを利用して、イベントを存分にお楽しみ下さい!
◎piccoli pattini
名古屋のイベント・マルシェを中心に、キッズスペースや おもちゃのレンタルサービスを提供。子どもが夢中になれるおもちゃ選びや、リラックスできる空間作りを心がけています。
名古屋城の東門、正門を出たところに“金シャチ横丁”があります。
正門側には「義直ゾーン」、東門側には「宗春ゾーン」があり、なごやめしなどがお楽しみいただけます。詳しくは、金シャチ横丁のホームページをご覧ください。
10/5(土)・6(日)の2日限定で金シャチ横丁全店舗で使える”200円OFFクーポン”を先着1日500名様に配布します。配布場所は、正門前インフォメーション(テント)になりますので、お早めにお立ち寄りください。
また、「金シャチ横丁」公式インスタグラムへの新規フォローでガラポン抽選会に参加できます。1等は「金シャチ横丁」で使える特別利用券30,000円分!「金シャチ横丁」義直ゾーン特設会場へぜひお越しください。
名古屋城の閉園後も利用できる店舗がありますし、名古屋城は再入場することができます。再入場する場合は、入場券の半券にスタンプを押す、または、電子チケットの場合は再提示すればOKです。
MARKETや街で今気になる人に話を聞く「PEOPLE」第4回は、今春、新生「中日ビル」のB1階にオープンした「YATAGARASU」オーナーの下地悠介さんと奥様の愛さん、スタッフの奥可奈子さんにお話をうかがいました。
― 店舗設計が本業とお聞きしたのですが、お店をはじめられたきっかけを教えてください。
下地悠介さん(以下悠介):たまたま出会ったんです、美味しいお茶と。地元は名古屋の南区で、高校を卒業してとくにやりたいこともなかったので近所の薬局でアルバイトをしていました。そのうち社員になり、いつの間にか店長になっていましたが、未来に何の野望もない少年でしたね。でも、25歳の時にこのままでいいのかなと思うにようになり、次に進むため、薬局を辞め、設計事務所で働くことを決意しました。
― 業界もまったく違う設計事務所になぜ転職しようと思ったのですか?
悠介:当時、居酒屋に呑みに行くのが好きで、店のデザインがかっこよくて好きなお店が2つありました。ある時、そのどちらもが同じ設計事務所が手掛けていると知り、勝手に運命的なものを感じて、人材募集をしていたわけでもないのに「そちらで働かせてほしい」と連絡しました。もちろん、何の経験もないですし、設計やデザインの学校を出ているわけでもないので、給料なしでいいのでと修行生のような感じで働かせてもらいました。
― それまでの暮らしと一転して大変だったのではないですか?
無給だったので、日中は設計事務所で学ばせていただきながら、夜はイタリアンでアルバイトをする日々を送っていましたね。1年間は本当に給料なしでした(笑)その後、建築の仕事を覚えていき社員になり、いろいろな店舗づくりにも携わり、気づけば5年ほど経っていました。一通り設計もできるようになり、30歳になるタイミングで独立を考えるようになり、同じぐらいの時に美味しいお茶と出会ったんです。
― 美味しいお茶とはどのように出会ったのですか?
悠介:その頃、妻と結婚することになり指輪を探していました。何か特別な指輪がいいなと思っていてインスピレーションを得たいと名駅のとあるお店に行ったんです。そしたらそこの店員さんが真鍮の指輪を身につけていたのが目に入って・・・。どこのものか知りたくて思い切って声をかけたんです。すると、その方の東京の友人で指輪作家をしている方が作っているもので紹介してもらえることになり、すぐに東京へ会いに行きました。
― ショップの店員さんに紹介してもらってすぐに東京ってすごいですね。
悠介:ご紹介いただいた指輪作家さんと東京でお会いして話していると、なぜだか、その方の大学時代の友人のお茶農家さんの話になったんです。特別お茶に興味があったわけでもなかったのに、話の流れで、そのお茶農家さんのところに遊びに行かないかと声をかけてもらったので、京都へ行くことになりました。
― 次は京都ですか(笑)なにか運命に導かれているような展開ですね。
悠介:本当に。そして出会ったんです。今まで飲んできたお茶とは比べものにならないくらい美味しいお茶と。甘味苦味深みが格段に違いました。有名な茶畑や茶屋でなくても、こんなに美味しいお茶があるという事実に驚くと共に、世に出ていないことがもったいなく感じて。ちょうど独立して事務所を借りたタイミングだったので、このお茶を出せたら最高じゃないかと。それが、僕たちのお茶との出会い、YATAGARASUのはじまりです。
不動の1番人気「抹茶ラテ」注文を受けてから茶せんで点てて提供。上質な抹茶の香りと雑味の無い旨味、甘味、苦味を味わえます。
― ミラクルすぎますね。店員さんに声かけていなかったら、YATAGARASUはなかったということですね。
悠介:そうなりますね。とはいえ、事務所は、駅からも遠かったのでお茶をメインにするつもりはありませんでした。ですが、当時、妻と二人で設計事務所を切り盛りしていて、工事なども知り合いの業者さんにお願いできたり自由度も高く「どうせやるなら徹底的にやりたい」という自身の性格もあって、気づいた頃には設計事務所の一部がカフェになっていましたね(笑)
― 事務所がカフェになっていくのも何かに導かれている感じがありますね。
悠介:はじめはお茶とモナカだけ出していました。あと陶器が好きで、事務所を始める前から好きな作家さんには「将来お店をやるのでその時には使わせてくださいね」と話をしていたので、その陶器も販売したり実際に店内でも使用しています。
床屋さんだった場所をリノベーションした1号店。現在休業中だがまた何かしたいと検討中だとか。
― 目まぐるしい環境の変化。その時の愛さんの心境はいかがでしたか?
下地愛さん:想像もしていない展開ばっかりで(笑)本当に最初は、お茶や陶器を設計事務所の一部で少し販売したり、来客があった時に提供するくらいなのかなと思っていました。なので、カフェスペースがしっかり設計されている図面が上がってきて「ん?」って。でも、接客も嫌いではなかったですし、とりあえずやってみようかなと。そこからあっという間に今に至っているのですが、お客さんに喜んでいただけるのはとても嬉しいですね。
― 愛さんの柔軟性と包容力がすばらしいですね。メニュー開発などはどうされていたのですか?
悠介:二人ともカフェなどで働いた経験もなかったので、美味しいと思うものを目指して日々試行錯誤していました。抹茶のテリーヌを作り始めた頃から今のスタイルに近づいていき、お客さんの反響もありインスタのフォロワーも伸び始めました。そしたら、もっと面白いことをしたいなって。そのあたりからマーケットなどのイベントにも出店するようになりました。
― マーケットに出店いただく際、毎回、限定商品や新作があったりと、とても楽しませていただいています。
悠介:それは良かったです。マーケットはいろいろな人がいて勉強にもなりますし楽しいですね。出店では、いつもと同じことをするのではなく常にチャレンジしたくて。その時々のお客さんに楽しんでもらえる内容を考えるのが好きですね。例え失敗したとしてもそこから学べることもたくさんありますから。
― そして、中日ビルにお店ができると発表があった時も本当に驚きました。
悠介:実は、初めはお断りしていました。店舗ごと東京へ移すことも考えていた時にお誘いいただいて。しかし、中日ビルさんから何度もアプローチいただくうちに、名古屋の中心の栄でこれまで以上にもっとやってみるのも良いのかなと思い本腰を入れる決意をしました。店舗設計はもちろん、細部までこだわったので本当に寝る暇がないくらい大変でした。中日ビルで営業を初めて半年、バタバタで大変なこともありましたが、スタッフも20名ほどに増え体制も整ってきました。毎日ものすごく忙しいですが、スタッフは誰一人辞めていなくてみんな本当に心強いです。その中で、初めての社員であり1号店から働いてくれている可奈子ちゃんは抹茶愛が強烈なんです(笑)
― 可奈子さんはいつから抹茶が好きなんですか?
奥可奈子さん(以下可奈子):生まれた時から抹茶が大好きです(笑)抹茶への感度は格段に高いですね。YATAGARASUは働く前から大ファンでした。初めて抹茶のテリーヌとラテを飲んだ時にものすごく感動して。ラテは、お茶の香りの高さが段違いですし、テリーヌは抹茶を凝縮したような味わいでありながら他の人でも食べやすい甘さで、口溶けの良さがもう・・・。一瞬で虜になりお店に通っていましたね(笑)前職も抹茶のお菓子を作る仕事をしていたのですが、会社が廃業することになり困っていた時に声をかけてもらいました。
抹茶愛が強すぎる可奈子さんは緑色が大好き。この日はパンツとスニーカーが緑。オシャレ!
― 大好きなことを仕事にできて、まさに天職ですね。メニュー開発はどのようにされているのですか?
可奈子:以前の職場では、自分でゼロからメニュー開発することが多かったのですが、今は、悠介さんから「〇〇と掛け合わせたお菓子を作ってほしい」など、大枠の草案をもとに、それに応える感じでスタッフ間でいろいろと意見を出し合い試行錯誤しながら作っています。それが刺激的でとても面白くて。はじめは頭が???でいっぱいになることもありましたが、自分の頭にはない組み合わせがどんどん入ってくるのがクセになります。それがまだ見ぬ抹茶の新しい可能性へ繋がっている気がして、とても刺激的で楽しい抹茶ライフを送れています。
人気のおにぎりと豚汁セット。おにぎりの上の抹茶バターをバーナーで焼いて溶かしていく。
香ばしい抹茶とバターの風味とごはんが最高に合います。そして豚汁がこれまた絶品。
― 皆さんの探究心と情熱が斬新かつ美味しいメニューを生み出しているのですね。日本茶がこんなにいろいろと楽しめる奥深いものだとは知りませんでした。
悠介:日本人は、日本茶が当たり前になりすぎていると感じます。例えば、お寿司屋さんで「あがりください」って当たり前に言うじゃないですか。日本茶は、お金を払わなくてももらえる存在になっていませんか。でも、お茶って、ワインやビール、珈琲と同じで1年に1回農家さんが心を込めて収穫したもので、それをどう加工して飲むかの違いだけなんです。珈琲豆を買って家で淹れる人は多いのに、いい茶葉を買って家で淹れる人が少ないのは、お茶のかっこよさが伝わっていないからなのかと。だからこそ、YATAGARASUはお茶の魅力を伝えるきっかけになりたいんです。いい茶葉を求めて、思わず京都に行きたくなってしまうような。それで、ゆくゆくは、珈琲屋さんみたいに、お茶屋さんになりたいと思う人が増えたらいいなって思っています。
― たしかに。お茶専門のカフェをやる人が増えたらいいですね!
悠介:YATAGARASUの店名は、神武天皇を道案内したとされ三重県熊野地方で導きの神として信仰されている”八咫烏”が由来です。YATAGARASUがきっかけで、日本茶や器に触れて、好きになってもらえたらなって。日本人にとって当たり前と思われているお茶や器も、見方を変えて、違う角度から向き合うと、色々な考えや疑問が出てきてとても面白いです。お茶にもそれぞれ違いがあって、京都のお茶が好きな人もいれば、静岡のものが好きな人もいる。それでいいんです。馴染み深いものの更なる魅力に触れた時、気づけた時、少しだけ豊かな気持ちになれる気がするんです。
― 私たちもお茶の魅力に気づくきっかけになりました!最後に、下地さんが名古屋でよく行くお店を教えてください。
悠介:池下にあるosteria LIU(オステリア リュウ)ご存知ですか?個人的に名古屋で一番美味しいと思っているイタリアンです。実はここ、僕が設計事務所で修行させてもらっていた時に、夜に働いていたお店です。トリュフなど、高級な味はここで教えてもらいましたね(笑)今でも、結婚記念日や特別な日に食べに行きます。あと、よく行くお店で言うと今池のピカイチですかね〜。味も接客も素晴らしいです!今日も頑張った、疲れた~っていう日に夫婦でよくお世話になっています。
YATAGARASU
愛知県名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル地下1階
営業時間:9:00~21:00 (LO 20:30)
◎Instagram
→「PEOPLE」掲載リスト一覧を見る
Text:Hiyori Sakakibara(THE SOCIAL)
Photo:Eri Yamamoto(THE SOCIAL)
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