終わりの言葉

「SOCIAL TOWER MARKET 2013」が終わりました。
 
昨年は、次の日、体も頭も心も動かず、抜け殻のようでしたが、
今年は、お昼過ぎにはテレビ塔に行き、後片付けをしました。
 
今日は、昨日の天気がウソのような
無駄とも思えるぐらいの雲ひとつない快晴。
テレビ塔は美しく、きれいに輝いてました。
 
今回のMARKETは、とにかく”雨との戦い”でした。
 
1日目の朝、小雨が降るどんよりとしたお天気。
スタッフはカッパを着ながら会場の最終設営。
 
MARKETの会場は、普段、観光バスなどが止まる駐車場だったり、
テレビ塔が通常営業している場所なので、設営は前日にはできません。
そのため、早朝から、時間に追われながらテントを組んだり、
看板立てたり、ステージを作ったりしなければなりません。
 
しかも今回は、昨年のMARKETと違い、名古屋市主催ではなく、
SOCIAL TOWER PROJECTの自主運営、開催なのです。
収支計画を立て、お金を集め、人を集め、すべてが自己責任。
恐ろしいです。もし台風などで中止になったら、大赤字です。
 
それでも昨年のあのMARKETの光景が忘れられなくて
今年もやらないと昨年やった意味がなくなってしまうという
勝手な使命感にかられて、すべてを覚悟して実施しました。
 
ですので、ステージも自分たちで組み立てなければいけないし
装飾などももちろんすべて手作りで制作しています。
 
初めての雨が降る中での設営は本当に大変でした。
予想以上に時間がかかり、開催時間が過ぎても
完成できてない場所もありました。
 
それでもボランティアのみなさんの働きがすばらしかったおかげで、
なんとか予定通りには始められ、たくさんのお客様が来場してくれました。
開催時間の少し前には雨も上がり、結局この日は、開催中まったく雨は降らず、
昨年のように晴天というわけには行きませんでしたが、
本当にすばらしい会場の雰囲気を作る事ができました。
 
昨年も来ていただいたお客さんや出店者のみなさんからは、
「前回以上にすばらしいし魅力的なお店や企画がいっぱいですね!」
と言っていただき、感無量な思いで、ほっとしました。
 
しかし、そんなに”甘くはないのだよ”と言わんばかりに、
2日目は朝から豪雨。途中、大雨警報も出ていたとか。
 
朝6時すぎ、会場に警備のため泊まりこんでいたスタッフより電話が。
 
「緊急です。ステージのテントが雨で支柱が折れ破損してます。」
 
慌てて会場に向かうと、それは絶望的な光景でした。
テントの半分が完全につぶれ悲惨な姿に。
ステージだけでなく、出店者さんのテントも壊れていたり、
大きな水たまりに什器がつかっていたり見るに無惨な会場。
 
スタッフは絶望的な思いになりながらも声を掛け合いながら、
中止になるかもしれない会場をなんとかしようと必至で対応。
 
MARKETの隣、テレビ塔の南側で開催されている
名古屋まつりの行事のいくつかは中止のアナウンス。
しかし、イベント自体は中止にならず、
MARKETも名古屋まつりの規定に沿って、開催することに。
 
しかし、雨はやむ気配もなく、むしろ強くなっていく。
この雨の中、はたしてお客さんは来るのか、危険もともなうので、
中止した方がよいのではと、何度も話し合いました。
 
ステージで演奏するミュージシャンの方々に連絡すると、
「イベントが開催されるのであれば、どんなカタチであれやります!」
とありがたいお返事をいただきました。
 
楽器も傷むし、雨で音も聞こえずらいし、コンディション最悪なのに
そんな気持ちがものすごくうれしくて、救われました。
 
ステージは、なんとか業者さんが休日にも関わらず
代替えの支柱を持ってきてくれ、ギリギリ開催に間に合いました。
 
開催前、スタッフみんなで集まりました。
「スタッフが元気で笑顔でないと絶対にこの危機を乗り切れない!
全員で出店者、お客様をフォローしてピンチを乗り切ろう」と。
 
そして、MARKET2日目スタート。
どしゃぶりの中、走り回り、声を出し、動くスタッフたち。
どしゃぶりの中、ギリギリのところで営業してくれる出店者のみなさん。
どしゃぶりの中、最高のパフォーマンスを見せてくれたミュージシャンのみなさん。
昨年とはまったく違う光景ですが、ものすごく感動しました。
 
そして、何よりも会場にはたくさんのお客様が遊びに来てくれました。
これにはスタッフも出店者さんも名古屋市の関係者のみなさんもびっくり。
 
お隣の名古屋まつりは、本当に人が少なくさみしい雰囲気でしたが、
SOCIAL TOWER MARKETにはたくさんのお客さんの姿が。
お客さんも雨と寒さに耐えながら、精一杯MARKETを楽しんでくれていました。
 
雨はやむことはなかったですが、なんとか最後まで開催。
 
ステージのすべての演奏が終わり、スタッフが最後の締めの挨拶。
ステージに上がる前「来年また会いましょう!」と言うか、言わないか。
この状況。この過酷さ。無責任に「来年も・・・」とはとても言えない。
「スタッフみんなに聞かずに、自分たちだけでは決められない。」
そんな会話を何度も何度も繰り返しました。
 
悩んだ末「来年もしたいなー」と曖昧な感じでいこうと言うことに。
 
ステージに立つと、大雨の中、会場で楽しんでいるお客さん
寒さに耐えながらも営業を続けてくれている出店者のみなさん、
そして、元気に、笑顔でいっしょにMARKETを作ってくれた
ボランティアスタッフのみんなの顔が見えました。
 
思わず「来年もまたやった方がいいですかね?」と聞くと、
ステージ前のカッパを着たお客さんたちが、
「来年もやって!やって!やって!」と。
 
「じゃ、やる方向で。いや、やりましょう!また会いましょう!」
 
昨年とはまったく違う思いでの終わりの言葉となりました。
 
そして、今日。まだ終わったばかりなのに
来年のMARKETをやるためにどうすればよいか
スタッフ間、名古屋市の担当者と話しました。
 
出店者さんからは「来年もぜひ開催してほしい!そしてまたぜひ出店したい。」
「こんなイベントなかなかない。ものすごく刺激を受けたし勉強になった。」
「スタッフの方々がとても親切でとても助けられた。すばらしかった。」
などなどたくさんのコメントが寄せられました。
 
当日会場でお願いしていた「ぼくらのまちの案内所」の支援金も
集計したら2日間でなんと!20万円も集まっていました。
(こちらは、残りあと3日!まだまだ受付中)
 
そして、一番驚いたのは、2日目の出店者さんの売上。
なんと、大雨にも関わらず1日目よりよいところもあったり。
なんという出店者さんのパワー!そして、お客さんのパワー!
 
こんなにたくさんの素敵な人たちが集まる社交の場を作れて、
本当にうれしい。関わってくれたすべての人たちに感謝です!
 
きっと、この社交の場を広げていければ、
テレビ塔のあるまちは、どこの街とも違う
すばらしい光景が溢れる、誇れる街になるはず。
 
ぜひ、みなさん、力を貸してください!
 
これからもSOCIAL TOWER PROJECT
応援よろしくお願いします!
 
 

| 2013年10月22日 | MARKET_2013 |

Return to Top ▲Return to Top ▲